クラフト紙の特徴と活用アイデア
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こんにちは、包装紙ドットコム・スタッフの椿井です!
今回の記事では、原点回帰して「クラフト紙」について、とことん掘り下げていこうと思います。
🔶クラフト紙とは🔶
わたしたちが普段目にする紙は、通常、木材チップなどを原料にしてつくられた「パルプ」からできています。
なかでも、クラフト紙は、クラフト法という方法でつくられた「クラフトパルプ」を使用して抄紙(しょうし=紙を漉くこと)されます。
クラフト紙の特徴は、少しザラザラした触り心地と高い強度、ナチュラルな茶色の紙色です。
よく目にするコピー用紙などは、表面がサラサラしていて滑らかで、白い色をしていますよね。
これは、原料の木材チップを細かく砕き、さらに薬品で漂白しているからなんです。
そのおかげで、筆記に適した書きやすさ・見やすさを備えた紙になっています。
一方で、クラフト紙は木材チップをあまり細かく砕かず、木材繊維が千切れて短くなってしまわないように仕上げます。
繊維が長いまま強く絡まり合って紙になる+薬品を使って漂白しない。
よって、強度が高い&木材そのものの茶色を残したクラフト紙ができあがるんです💡
クラフト紙は、製造工程で薬品を使うことが少なく、
また、比較的シンプルな製法でつくられることから、『環境負荷の少ない紙』といえるでしょう。
🔶クラフト紙の種類について🔶
一口にクラフト紙といっても、様々な種類があります。
・軽包装用クラフト紙(50g/㎡~75g/㎡など)
👉通常の梱包用途に適しています。
👉頑丈さはありませんが、扱いやすく、しなやかな部類の包装紙です。
・重包装用クラフト紙(100g/㎡~など)
👉丈夫さが売りのクラフト紙です。
👉工業用の紙袋などにも使用されていますので、強度は折り紙付きです。
●クラフト紙の「g数」についての解説記事はこちら●
・晒クラフト
👉クラフトパルを白く漂白(晒(さらし)と呼びます)しています。
👉見た目に清潔感があり、クリーンな印象を与えます。
・筋入りクラフト紙
👉紙に筋模様の入った、薄いクラフト紙。
👉封筒として使用されることもあるクラフト紙です。
などなど、使用用途によってどのクラフト紙が適しているかが変わります👀
「こんなものを包みたいんだけど、どの包装紙がいい?」
「購入の前に、サンプルで実物を見てみたい」
など、どんなことでもお気軽にご相談くださいませ!
LINEチャットでスタッフが直接やり取りさせていただき、
お客様のご要望にピッタリの包装紙をご提案します😊
🔶活用アイデア🔶
用途が幅広く、なんにでも使いやすいクラフト紙。
特に、品物の包装・ラッピングには高い適正を持っています。
過去の記事でも、ぱぱっと作れる紙袋をつくって、暖かみのあるプレゼント包装のアイデアを掲載しています🌸
●手作り紙袋(マチなし)の作り方●
ドライフラワーやシーリングワックス、紙紐などで飾り付けをすれば、ワンランク上のラッピングになること間違いなしです💛
最近は、100円ショップでもドライフラワーやシーリングワックス風のシールが売られています。
贈りたい相手に合わせて、装飾で包装の雰囲気を変えられるのも、クラフト紙の良いところ。
ぜひ味わいのある紙の質感をお試しください😊
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