03 工場長インタビュー
工場長に訊く!江南ラミネートの強みを支える現場は?
現場を支える3人の工場長に、現場のこと、工場長の仕事についてインタビューしました!
自己紹介
今日は3人の工場長にお話を伺っていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず自己紹介と自分の受け持つ工場の特徴をお願いします。
第1工場で工場長をさせていただいています、藤田と申します。
社歴の方は21年目で、主に工業向けの包装紙、工場間で原資などを包装する包装資材を作っています。ラミネート加工ということで、樹脂と紙を貼り合わせることで破れにくい包装紙、湿気を通しにくい包装紙を作っている工場になります。
第2工場の担当をさせていただいています、三好と言います。
社歴は34年になります。第2工場は、主に食品の包装紙、医療用の包装紙、医療用の資材などをやっています。工業用の資材でも検品の必要なものなどは加工させてもらっています。
第3工場長を務めています、堤と申します。第3工場では、お客様のニーズの幅に合わせて紙を切る加工をしています。主に新聞紙やコピー用紙、シールの紙など様々な紙をしています。
堤工場長、第3工場にはどんな人が向いていますか。
現在第3工場では、個性豊かな人が多いのでどんな人が来ても優しく迎えてくれると思います。みんな積極的に話しかけてくれ、マンツーマンで教えてくれます。班単位で仕事をしているので、みんな優しくて、全然心配がないです。
三好工場長、第2工場にはどんな人が向いていますか。
第2工場は比較的社歴の短い人が多くて、若い20代の人がほとんどで、接しやすい工場だと思います。生産業ということで、加工やものづくりが好きな人、そういう人が来てくれれば仕事をすぐに覚えられ、早く成長できると思います。
藤田工場長、第1工場にはどんな人が向いていますか。
第1工場にも個性豊かな人がたくさんいます。まず、コミュニケーションがうまく取れるといいかなと思います。やはり仕事をすることは大変なので、何事も目標が持てる人、目標を持っている人だと仕事に真剣に取り組めて、長続きするかなと思います。
仕事の中での印象深いエピソード
過去に起きたエピソードで何か印象深いことなどあったら教えてください。
4号機の立ち上げの際に一から任せてくれて、失敗の連続でも温かく見守ってくれた上司がいたことは、今でも感謝しています。
今現在4号機が正常に軌道に乗っているので、あの時の経験はとてもいい経験になりました。
失敗とはたとえばどんな失敗がありましたか。
紙にしわが入ったりうまく巻けなかったり。回転も上がらなくて、製品が1日1本もできない時もあって、それをちょっとずつちょっとずつ調整していって、今のできる段階までもっていきました。それは大きな財産にはなりました。
私から見て工場長の仕事は責任も重く、考えることも大変だと思いますが、実際大変だったこと、よかったことや嬉しかったことがあれば教えてください。
工場長になって、自分だけのことではなくて、会社全体のことや部署のことを任されるようになりました。その中で、社員や一緒に働いている人が働きやすいように、自分が中心となって改善していけるというのは嬉しいし、よかったなと。
また、みんなに協力してほしい時に、声かけやお願いをすることが結構あります。その時に親身に聞いてくれたり、いい反応をしてくれたり、頼りにしていますよという感じが受け取れると嬉しいです。
第2工場を任されてもう20年近くなります。いろんなお客さんとの付き合いも始まり、お客さんから他の会社でやっているのだけど、うまくいかない、どうしたらいいですかというような質問も受けます。その時に、技術をうまく伝えられるとお客さんからも喜んでいただけます。いろんな経験をたくさんさせてもらえて、工場長として感謝しています。
1回の資材の発注も結構な金額なので、これが間に合わなかったらどうしようか、失敗したらどうしようか、考えることもありました。それがお客さんのところに納品されて、実際「良い製品ができて、ありがとうございました」と言ってもらえると、よかったなと思います。
僕は工場長になってまだ半年ほどですが、大変なことが多いと最初は思っていました。納期をどうやってクリアしていくかと、全員で力を合わせて仕事をしていくことが嬉しく、やりがいになっています。
社長も工場のことは全部任せてくれて、僕の考え方ひとつで工場がいろいろ変わっていくことにやりがいを感じています。
就活生へのメッセージ
今就職活動をしている就活生に対して何かメッセージをお願いします。
仕事選びは大事なことですけど、長く続けていける会社、自分に合っている会社というのが一番大事だと思います。その見極めを自分でしていけるかがポイントだと思うので、じっくりよく考えて会社選びをしていってほしいと思います。
最初から自分に合った仕事は、なかなか見つからないかもしれないです。でも、ものづくりというのはやってみないと、わからないことがわからないので、まずやってみる。興味が持てるか持てないかということも大事ですが、すべてはやることから始まります。
そこで挫折することもあるかもしれませんが、次もあるので、とりあえずチャレンジしていくことが大事になるのかと思います。
仕事に就くというのは、今までの学生生活とは全然違っていて、責任やプレッシャーがかかってくると思います。
今の世の中、就きたい仕事についても理想と違っていたり、自分の就きたい仕事があっても就けなかったりすることもあります。けれど、諦めずに、自分は何がしたいか、何ができるかというのを考えて、この仕事にたどり着いてやってもらえたらと思います。
今日は、私たちも知らなかったようなとてもいいお話を聞くことができてよかったです。ありがとうございました。
ありがとございました。